ここが武林の分かれ道! ガガガ文庫より発売中の痛快武侠ノベル『武林クロスロード』シリーズ! その最新情報や制作裏話を、作者&イラストレイター自らが特設ブログでお送りいたします。女傑が振るうは万軍を制す刃、守るは華の如き美少女道士。暴虐の大地に炸裂する血と艶色の宴を、いざいざご覧あれ!!
(Rebis)
ネオン煌めく高層ビル群。ときおり響く銃声とサイレン。
巨大都市に居を構える国際犯罪組織「ロス・アルセノテリス」。
地下で漫画を売りさばき、大量の武器と麻薬を密輸するマフィアのボス――それがRebisの裏の顔です。
もちろん嘘なのですが、勘違いした「ハイブリッド」の白猫さんがRebisに連絡をくれるかも知れないので、今回は嘘で嘘を塗り固めてお送りいたします。
さてさて、「ロス・アルセノテリス」の本拠地に帰還したRebisは、早速幹部AとBを呼びつけ、「リョウカをいかにデザインするか」という作戦会議に入りました。
「可愛い十四歳の美少女道士……巨乳、そして眼鏡っこ…それが先方のご希望だ」
アマゾンから取り寄せた上物の違法ゴーヤ茶をすすりつつ、幹部に語るRebis。
「やりましたねボス。深見真といえばトップクラスの殺し屋…この仕事をこなせばデカイっすよ」
「でもボス、それだけじゃブツのデザインを絞り込みにくいんじゃ?」
二人の忠実な幹部は、巧みにRebisの創作意欲を刺激します。
「そうだな…道士という基本ラインは維持しつつ、どこか和を感じさせるモチーフも入れていきたい。例えば髪も単なるチャイナお団子ではなく、みずら(大和時代の男子の髪型)に似たフォルムにしていこう。それに…」
「ビキニだな」
『は!?』
「深見真は水着が大好きだと聞く。ビキニは欠かせないだろう」
『はあ』
顔を見合わせる幹部たち。
とはいえRebisは人殺しを屁とも思わない、トップヤングガンと超人エージェント以外には怖いものが無いという犯罪王です。ボスには口答えしないと決めたようでした。
「それと…」
「ミニスカートだな」
『は?』
「深見真作品にミニスカートの女子高生は欠かせないだろう」
「ちょ…ボスっ…道士で和風でビキニでミニスカですか!? そ、そんなのどうやって描くおつもりで…」
「そうッスよ…あっしぁミニスカは股下ゼロセンチしか認めませんよ!?」
混乱する幹部たち。特に一人は動転して訳の分からないことを言っています。
「まあ、ここは俺に任せておきな!」
「……やっぱRebisさんは変態だー」
「また始まったよ…」
「え? あ、ちょっと、急に素に戻らないでよ!? な、なにその目…可哀相な子を見るような目ッ! 描けるって! ほんと…描けますよ…多分…? ど、どう組み合わせるのか、俺もわかんないけど…描けるよおおお!?」
と、そんなやり取りが、半分嘘で半分本当でございまして!
結果産まれたリョウカのデザイン第一稿がこちら!
あどけなさ残る美貌に、柔らかな胸。
それでいて瞳の芯には強さを秘め、世界を変える力を追い求める少女――リョウカ。
デザイン第一稿は深見さんと編集さんのチェックを同時に受け、わずかな変更点(瞳の色をエメラルドグリーンにする…など)があったのみで、一発クリアいたしました。
正直Rebisも驚っ…いや、「ロス・アルセノテリス」の恐るべき犯罪計画が、また一つ成功してしまったのです!
まだまだここでは話せませんが、数奇な天命を以て旅に出る少女・リョウカ。
彼女がシュンライの絶大な力と出会った時、『武林クロスロード』の歯車は回り始めます。
シュンライの腕に抱かれ、天高く舞うリョウカ――表紙イラストは、そんなイメージで描かれました。
時代と戦う二人を待ち受けるは、勝利か惨劇か、はたまたその両方か。
続きはまたの講釈で!
ネオン煌めく高層ビル群。ときおり響く銃声とサイレン。
巨大都市に居を構える国際犯罪組織「ロス・アルセノテリス」。
地下で漫画を売りさばき、大量の武器と麻薬を密輸するマフィアのボス――それがRebisの裏の顔です。
もちろん嘘なのですが、勘違いした「ハイブリッド」の白猫さんがRebisに連絡をくれるかも知れないので、今回は嘘で嘘を塗り固めてお送りいたします。
さてさて、「ロス・アルセノテリス」の本拠地に帰還したRebisは、早速幹部AとBを呼びつけ、「リョウカをいかにデザインするか」という作戦会議に入りました。
「可愛い十四歳の美少女道士……巨乳、そして眼鏡っこ…それが先方のご希望だ」
アマゾンから取り寄せた上物の違法ゴーヤ茶をすすりつつ、幹部に語るRebis。
「やりましたねボス。深見真といえばトップクラスの殺し屋…この仕事をこなせばデカイっすよ」
「でもボス、それだけじゃブツのデザインを絞り込みにくいんじゃ?」
二人の忠実な幹部は、巧みにRebisの創作意欲を刺激します。
「そうだな…道士という基本ラインは維持しつつ、どこか和を感じさせるモチーフも入れていきたい。例えば髪も単なるチャイナお団子ではなく、みずら(大和時代の男子の髪型)に似たフォルムにしていこう。それに…」
「ビキニだな」
『は!?』
「深見真は水着が大好きだと聞く。ビキニは欠かせないだろう」
『はあ』
顔を見合わせる幹部たち。
とはいえRebisは人殺しを屁とも思わない、トップヤングガンと超人エージェント以外には怖いものが無いという犯罪王です。ボスには口答えしないと決めたようでした。
「それと…」
「ミニスカートだな」
『は?』
「深見真作品にミニスカートの女子高生は欠かせないだろう」
「ちょ…ボスっ…道士で和風でビキニでミニスカですか!? そ、そんなのどうやって描くおつもりで…」
「そうッスよ…あっしぁミニスカは股下ゼロセンチしか認めませんよ!?」
混乱する幹部たち。特に一人は動転して訳の分からないことを言っています。
「まあ、ここは俺に任せておきな!」
「……やっぱRebisさんは変態だー」
「また始まったよ…」
「え? あ、ちょっと、急に素に戻らないでよ!? な、なにその目…可哀相な子を見るような目ッ! 描けるって! ほんと…描けますよ…多分…? ど、どう組み合わせるのか、俺もわかんないけど…描けるよおおお!?」
と、そんなやり取りが、半分嘘で半分本当でございまして!
結果産まれたリョウカのデザイン第一稿がこちら!
あどけなさ残る美貌に、柔らかな胸。
それでいて瞳の芯には強さを秘め、世界を変える力を追い求める少女――リョウカ。
デザイン第一稿は深見さんと編集さんのチェックを同時に受け、わずかな変更点(瞳の色をエメラルドグリーンにする…など)があったのみで、一発クリアいたしました。
正直Rebisも驚っ…いや、「ロス・アルセノテリス」の恐るべき犯罪計画が、また一つ成功してしまったのです!
まだまだここでは話せませんが、数奇な天命を以て旅に出る少女・リョウカ。
彼女がシュンライの絶大な力と出会った時、『武林クロスロード』の歯車は回り始めます。
シュンライの腕に抱かれ、天高く舞うリョウカ――表紙イラストは、そんなイメージで描かれました。
時代と戦う二人を待ち受けるは、勝利か惨劇か、はたまたその両方か。
続きはまたの講釈で!
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