忍者ブログ
ここが武林の分かれ道! ガガガ文庫より発売中の痛快武侠ノベル『武林クロスロード』シリーズ! その最新情報や制作裏話を、作者&イラストレイター自らが特設ブログでお送りいたします。女傑が振るうは万軍を制す刃、守るは華の如き美少女道士。暴虐の大地に炸裂する血と艶色の宴を、いざいざご覧あれ!!
Admin・:*:・Write・:*:・Comment
[1]  [2]  [3
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

(Rebis)
時間的には深見さんと同日でございますが、無事に自分の手元にも見本誌が届きました。嬉しい!
ちゃんと帯でスカートが隠れているし、カラーもモノクロも美しい刷り上がりになっておりました。これは自信を持ってお届けできそうです。

さてそれだけでは何ですので、今回は小さくトリミングした1枚をば。



先日ご紹介した武侠少女・オンリンには、ちょっとした仲間達がおります。
Rebisはとにかくキャラデザが大好きなので、メインキャラではない彼女らも、ちゃっかりカラーページに描かせていただいちゃいました。
オンリンの仲間達がどんなキャラクターなのか、そしてカラーのどこに出演しているのか…は、発売日までもうちょっとお待ち下さいませ!
PR
さてさて…
ここまでムチムチぷりぷりと女傑・美少女ばかりをご紹介して参りましたが、もちろん武侠モノにも『武林クロスロード』にも、むくつけき悪漢は欠かせません。

ルカン朝廷の圧制下にある武林世界には、無数の悪漢がひしめいていることでしょうが…今回はその中でも強大な力を持つ男、太守ランガンをご紹介しましょう。

ギョウサイという街の太守を務めるランガンは、禿頭にして小山のような体格の巨漢。その性質は残忍で情薄く、ギョウサイの人々を苦しめています。



彼の武器は、「九石弩(きゅうせきど)」と呼ばれる巨大な弩(クロスボウ)。
その名は弓を引くために九石(270キロ)の力が必要なことから付いています。
それ自体が槍ほどもある鋼鉄の矢は、恐るべき威力を想像させますね。

暴悪の権力者が、正義感溢れる武侠と激突するはまさに必定――
シュンライ達はランガンとどのように対峙するのか!?
そして朝廷の女将軍であるヒュンラとの関係は?

『武林クロスロード』は、単なる女傑パラダイスではありません。
邪悪なる暗雲が、物語にたちこめていきます…!
(Rebis)
さてさて…

ちょっとした紆余曲折を経まして、シュンライの妹分たるキャラクターとして生まれた
「オンリン」。主要なキャラ達が義兄弟・義姉妹の契りを交わすは武侠モノの定番、思えば深見さんの選択は必然だったのかも知れません。

そして本文の描写と劇中のキャラ性から、Rebisが作りだしたデザインは…
このようになりました!



まだ少女と言っていい年齢のオンリンは、しかしリョウカとは違って、武侠として鍛え抜かれた肉体の持ち主。特に外功(肉体的な武術の強さ)に優れ、「鉄皮功」を身につけた彼女の体には、並の剣や槍などは歯が立ちません!

巨大な「鉞」(「えつ」まさかり・大斧のこと)を持ち上げるその姿は、いかにも怪力無双。バッドガールな雰囲気も伝わればいいなあ…と思いつつ、表情も描かせていただきました。
ちなみに左腕が黒光りしているのは、当初「鉄皮功を強力に発揮してる際は、肌が実際に鉄っぽくなるのはどうかなー」という案をこねまわしていたためです。最終的にソレは不採用となりましたが、代わりにオンリンには他の特徴がいくつか追加されていきました。

そんなオンリンの実際の演技と活躍にも、どうかご期待あれ!
(Rebis)
さてさて…
武侠武侠と連呼する『ロード・トゥ・武林クロスロード』ブログですが、主人公レイ・シュンライ以外に武侠キャラクターはいないのでしょうか?

もちろんそんなことはありません!

『武林クロスロード』には、他にも様々な腕前の男女の武侠達が登場します。

そしてもちろん『武林クロスロード』は深見作品……
強い女性がシュンライとヒュンラの2人だけでは、物足りませんよね!?

そんなわけで、シュンライよりも年下で、バッドガールな少女武侠を出そう――という案は、深見さんとRebisの中に最初から存在していたのでした。
キャラ表ゼロ稿では、その少女武侠は悪役でして……
乱暴者でワガママ放題、作中でシュンライと激突する予定だったのです。
それに合わせまして、Rebisもキャラクターラフ初稿などを提出しておりました。
しかし――

深見さんの筆が進むに従って、物語はより練り込まれ、少女武侠のキャラ性も変化を見せていきました。
かくしてRebisが受け取った第一稿には、当初の予定とは違う少女武侠が生まれていたのです。

その名はオンリン――シュンライの妹分にあたる、破天荒な豪傑少女。

彼女の全身デザインとプロフィールは、次の講釈でご覧にいれましょう!
(続く)

追記:web拍手絵を少し入れ替えました
(Rebis)
武侠に道士、女将軍…様々な力あるキャラクターに満ちた『武林クロスロード』の世界。
とはいえどんな武侠小説でも、武侠を支える名脇役の存在は欠かせません。

武侠モノの名脇役と言えば――軍師と幼女!

と、誰が言ったか知りませんが(このあいだ深見さんに言われました。多分騙されてると思います)、今回は『武林クロスロード』のバイプレイヤー、ホウショウとリランのご紹介です。



ホウショウは、とある街で湯屋兼宿屋を営む女主人。
三十路の熟れた体にけだるい雰囲気を漂わせた、風変わりな美女ですが……
実は彼女、かつては朝廷の名軍師だったのです。
一方リランはホウショウに仕える、召使いの少女。
常にホウショウの側にいて、主に献身的に仕えています。

「賢鳳」とまで呼ばれた名軍師ホウショウが、なぜたった一人の少女を連れて、宿屋の女主人に身をやつしているのか…? そして彼女らと、シュンライ・リョウカが出会った時に何が起こるのか?

そこは5月24日のお楽しみ! ということで、引き続きご注目いただけましたら幸いです。

おっと…そういえばホウショウが経営するのは「湯屋」ですが…


お風呂シーンって描くの楽しいですよね……!!
(Rebis)

武侠シュンライと少女道士リョウカが挑む、『武林クロスロード』の世界。
果たしてそこには、いかなる難敵が待ち受けているのでしょうか!?

今日はその中から、すでに公式サイトでも名前が出ているキャラクター
「ヒュンラ」
をご紹介しようと思います。

ルカン朝廷・南部第一軍の大将ヒュンラは、常勝無敗の女将軍。
齢は二十八にして絶世の美女、誇り高き名家の生まれ。
鍛え抜かれた外功(=皮膚や筋肉といった肉体外面の修業)ゆえに鎧を着る必要が無いほどの、恐るべき武術の達人です。

実は『武林クロスロード』の中には、たった一人だけ、最初のキャラ表から起こされたデザイン第一稿のまま採用されたキャラクターがいました。それが彼女、ヒュンラだったのです。天から一撃でイメージが下りてきた、希有なキャラと言えましょう。

そんなヒュンラに、これまた1つだけ、深見さんは驚異の力を追加しました。

デザイン画で彼女が持つのは、「九節鞭」という優雅な軟兵器です。
しかし『武林クロスロード』本編で彼女が振るうモノ、それは……
おっと、これ以上語っては、皇帝バラカン・ルカン陛下の不興を買ってしまうかもしれません。
 くわばらくわばら、ヒュンラ将軍の真の武器につきましては、皆様どうか本編でのお確かめを…!
(Rebis)

ネオン煌めく高層ビル群。ときおり響く銃声とサイレン。
巨大都市に居を構える国際犯罪組織「ロス・アルセノテリス」。
地下で漫画を売りさばき、大量の武器と麻薬を密輸するマフィアのボス――それがRebisの裏の顔です。

もちろん嘘なのですが、勘違いした「ハイブリッド」の白猫さんがRebisに連絡をくれるかも知れないので、今回は嘘で嘘を塗り固めてお送りいたします。


さてさて、「ロス・アルセノテリス」の本拠地に帰還したRebisは、早速幹部AとBを呼びつけ、「リョウカをいかにデザインするか」という作戦会議に入りました。

「可愛い十四歳の美少女道士……巨乳、そして眼鏡っこ…それが先方のご希望だ」
アマゾンから取り寄せた上物の違法ゴーヤ茶をすすりつつ、幹部に語るRebis。

「やりましたねボス。深見真といえばトップクラスの殺し屋…この仕事をこなせばデカイっすよ」
「でもボス、それだけじゃブツのデザインを絞り込みにくいんじゃ?」
二人の忠実な幹部は、巧みにRebisの創作意欲を刺激します。

「そうだな…道士という基本ラインは維持しつつ、どこか和を感じさせるモチーフも入れていきたい。例えば髪も単なるチャイナお団子ではなく、みずら(大和時代の男子の髪型)に似たフォルムにしていこう。それに…」

ビキニだな」

『は!?』

「深見真は水着が大好きだと聞く。ビキニは欠かせないだろう」

『はあ』
顔を見合わせる幹部たち。
とはいえRebisは人殺しを屁とも思わない、トップヤングガンと超人エージェント以外には怖いものが無いという犯罪王です。ボスには口答えしないと決めたようでした。

「それと…」

ミニスカートだな」

『は?』

「深見真作品にミニスカートの女子高生は欠かせないだろう」

「ちょ…ボスっ…道士で和風でビキニでミニスカですか!? そ、そんなのどうやって描くおつもりで…」
「そうッスよ…あっしぁミニスカは股下ゼロセンチしか認めませんよ!?」
混乱する幹部たち。特に一人は動転して訳の分からないことを言っています。


「まあ、ここは俺に任せておきな!」


「……やっぱRebisさんは変態だー」
「また始まったよ…」

「え? あ、ちょっと、急に素に戻らないでよ!? な、なにその目…可哀相な子を見るような目ッ! 描けるって! ほんと…描けますよ…多分…? ど、どう組み合わせるのか、俺もわかんないけど…描けるよおおお!?」 
 

と、そんなやり取りが、半分嘘で半分本当でございまして!
結果産まれたリョウカのデザイン第一稿がこちら!



あどけなさ残る美貌に、柔らかな胸。
それでいて瞳の芯には強さを秘め、世界を変える力を追い求める少女――リョウカ。
デザイン第一稿は深見さんと編集さんのチェックを同時に受け、わずかな変更点(瞳の色をエメラルドグリーンにする…など)があったのみで、一発クリアいたしました。

正直Rebisも驚っ…いや、「ロス・アルセノテリス」の恐るべき犯罪計画が、また一つ成功してしまったのです!


まだまだここでは話せませんが、数奇な天命を以て旅に出る少女・リョウカ。
彼女がシュンライの絶大な力と出会った時、『武林クロスロード』の歯車は回り始めます。
武林表紙ロゴなし
シュンライの腕に抱かれ、天高く舞うリョウカ――表紙イラストは、そんなイメージで描かれました。

時代と戦う二人を待ち受けるは、勝利か惨劇か、はたまたその両方か。
続きはまたの講釈で!
(Rebis)
シュンライが双鉤使いから、褐色の「拳神雷」へと生まれ変わりつつあった時期。

深見さんとRebisは、もう1人の主人公についての構想に苦戦しておりました。

はてさて、シュンライのパートナーはどのような娘が良いか……
同じくらい強いヒロイン? 従者のような少女? 意外にも幼女とか?

しかし、何回目かの打ち合わせの最中。
静かなエレベーターの中で、Rebisは一つの提案をしました。

「やはり、武侠世界やシュンライに対して、読者に近い視点に立てるキャラが要ると思う。
あくまで超人ではなく、どこか日本的な、現代的な雰囲気も持たせたような…
中華的なキャラ名ばかりでは読者も覚えにくいし、名前にもちょっと和風の香りを…」

そこまで言った瞬間、深見さんがギラリと殺し屋の目をします。

「今ので大体つかめた!」

コレです、コレ。
何かの提案やアイデアに対して、「今ので大体つかめたよ」と応える深見さん。
その瞬間、彼の中では一気にイメージが広がり、脳内で煮詰められていたアイデアの渦が一気に結合している――っぽいのです。

この状態の深見さんは、良い仕事をするぜ――
と悟ったRebisは、それ以上キャラ設定についてアレコレ提案することもなく、打ち合わせの場を去りました。


そして届いた『武林クロスロード』オープニング初稿。
シュンライの変化に激震しつつも、Rebisはもう一人のヒロインと向き合います。

その名はリョウカ。
ルカン朝圧制下、辺境で神仙道を学ぶ美少女道士。
その身と過去に秘密を秘めながら、健気な心で残酷な時代に挑む、『武林クロスロード』第二の主人公です。
プロフィール

■深見真
小説家・漫画原作者・脚本家

■Rebis(れびす)
漫画家・イラストレイター





ギャラリー
武林4巻表紙ロゴなし

武林3表紙ロゴなし



武林表紙ロゴなし







ニスーラ























最新TB
バーコード
バナーはこちら

Copyright©ロード・トゥ・武林クロスロード All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by 中華素材*ASIAN SOZAI
Template by わらみ~
忍者ブログ [PR]